橿原市 プログラミングレッスンで使うオンライン通話zoomアプリ
オンラインレッスンの形式について
現在、様々なレッスンや習い事がオンライン対応に励んております。その対応のさせ方にもいろいろな種類がありますが最も多いのが通話アプリを用いて遠隔で会話をしながらレッスンを進めるスタイルです。授業形式にし、生徒の方が完全に受け身になるパターンや先生が複数の生徒と疑似的な1対1の形を作るパターン等があります。学校の授業なんかはどうしても人数が多くなってしまうため前者のパターンになりやすく、塾や習い事などの場合は後者のパターンを取ることが多いです。また、動画教材を用意し24時間いつでも視聴可能にすることで生徒が自由にレッスンを受けられる形を取るところもあります。このパターンは以前から大手の塾などで活用されていたビデオ教材をイメージしてもらえればいいかなと思います。その他にも課題を出し、それの解答を共有driveに上げてもらうパターンなどもあります。基本的にこれらのパターンから複数のものを組み合わせて、オンラインレッスンを提供しております。
オンライン通話について
上で述べた通りオンラインレッスンを行っていくうえでほぼ必須になってくるのがオンラインでの通話アプリです。特にお互いの顔が確認できるようビデオ通話できるものが必要っとなってきます。しかし、有料のすごい高性能なものを使用するとなるとレッスンの費用が上がってしまいます。そこで無料若しくは低料金(お客様負担にならないもの)で提供されているアプリの中で特に使用率の高いものが幾つかあります。普段使用しているLINEのビデオ通話機能を利用する、Skypeに新しく追加されたMeet Now機能を使用する、Facebookのつながりがそのまま使えるMessenger Roomsを使う等々それぞれにメリットや便利な機能が存在します。今述べたこれらは主にWeb会議使われることが多いです。しかし現在Web会議に限らずオンライン通話アプリで一番知名度の高いアプリはZoomです。特にコロナウィルスが流行しだしてからは爆発的に広まっています。
Zoomとは
何故Zoomが一番使われているのか、その理由はいくつかあると思います。まずミーティングルームを作成する際、主催者はZoomアカウントが必要になりますが参加者の方はアカウントが必要ありません。オンラインでレッスンを行う場合は講師側のみがアカウントを持っていればよいので生徒様に煩わしい作業をお願いしなくて済みます。次に通話中に画面及び音声を録画することが出来ます。例えば生徒様からの要望で復習用に動画を取りたいといった要望に応えることが出来ます。さらにzoomではこちらのPC画面、もしくは生徒様のPC画面をお互いに共有することが出来ます。生徒様の作業内容をオンラインでも確認することが出来、さらにその画面にこちらからコメントや図での説明などを書き込むこともできます。もっとややこしい部分や一旦動作を見せたい、PC設定を弄るために大切な部分を触らなきゃいけない等講師側が操作したい場面では遠隔操作を行うこともできます。これらの機能がデフォルトで、細かい設定も必要なく行うことが出来るため、Zoomアプリが最も使用されています。
更に便利な機能
オンラインレッスンを行う上でさらに便利な機能がZoomにはあります。それはブレークアウトセッションという機能です。本来は会議中グループごとに話し合いをして欲しい場合に設定するものなのですが、これを利用することで同時に複数人と疑似的な1対1の関係を作ることが出来ます。生徒様の人数分のセッションを作成し、それぞれに参加してもらいます。するとメインのルームとは別のグループセッション用のルームに入ります。このルームでは他のルームの様子を見ることは出来ません。講師も基本は参加していませんので完全に一人で集中して作業できます。わからない箇所があったり、作業が終了した際に講師を呼び出したい場合はヘルプを求めるボタンを押せば講師に案内が来るためすぐに来てくれます。講師側は各ルームに自由に参加することが出来るため、各ルームを行ったり来たりすることでそれぞれと疑似的な1対1の関係を作るとこが出来ます。
Zoomアプリの注意点
ここまでZoomアプリの様々な機能について説明してきましたがいくつか注意しないといけない点もあります。まずアカウントについてですが無料でも作成可能ですがその場合いくつか制限が掛かります。録画したデータの保存先が無料版ですと本人のPCのみとなっております。有料版はクラウドにも保存可能になり、データ容量を気にしなくて済みます。また投票機能も有料版のみとなっています。しかし、もっと重要な違いがあります。それがミーティングの時間制限です。同時接続3人以上(これは主催者を含みますのでつまり参加者2人以上)の場合、無料版では制限時間が40分となります。40分が経ちますと強制でミーティングが解散となってしまいます。レッスン時間次第では問題になりませんがもし1レッスン1時間にしていた場合、途中でミーティングを新しく作り直す必要が出てきます。なのでZoomを用いてオンラインレッスンを行う場合、レッスン時間を調整するか有料アカウントを作成することをお勧めします。