こどもプログラミング教室・オンライン講座/プログラミングアカデミー

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橿原市 プログラム、プログラミング言語の歴史について 後編

現在のプログラミングに繋がる1990年代 前半

1990年代に入るとパソコンも進化していきます。それまでのパソコンはCUIと呼ばれる、動きを命令するために文字を入力するようなインターフェースでした。1990年代では現在と同じようなGUIと呼ばれる、マウスや指などで指示するインターフェースへと移行したのです。現在であれば当たり前のUIはここで登場しました。そしてそれに合わせてより見た目に分かりやすい、美しい言語も登場してきます。現在でも現役で使用されているJavaやPythonなどです。これらはオブジェクト指向型の言語です。特にPythonは現在、AI開発に使用されており、注目され続けています。また、少し後にはPHPも誕生します。Webページの動的な動きを実装するためのスクリプト言語になります。C言語をベースにしています。当HPを含めたほとんどのWebページに使用されています。このように現在でも活躍している言語が多数生まれ、プログラミングの世界がワンステップ進んだ年代になります。

Windows95の誕生

1995年、Windows95が発売されました。こちらはカラー出力、ネットワーク接続機能が搭載されており、発売から4日ほどで400万本の売り上げを出すほど人気でした。これの登場によってインターネットは爆発的に普及しました。さらに同年、Rubyという言語が日本人まつもとゆきひろによって開発されました。様々な言語をブレンドしており、柔軟性が高く表現力も豊かです。こちらは日本だけではなく世界的に人気があり、現在でもWebサービスやアプリ開発で使用されています。また、この年からオブジェクト指向が主流となり、Javaが多くの業界で使用されていきます。人気ゲームであるマインクラフトもJavaによって構築されています。また、1997年にはJavaScriptが登場します。これによってクライアントサイドでの動的な動きを記述できるようになりました。ここまででWeb制作に必要な言語は一通りそろったことになります。

プログラミング近代、2000年代

2000年代に入り、まず大きな動きとしてMicrosoftがC#を開発しました。C++をメインにJavaを取り込んでいるため文法がJavaに似ており、Windowsとの相性も良いためこちらも現代で使われています。2003年にはScalaが登場します。こちらはオブジェクト指向型と関数型の両方の機能を備えたハイブリット言語であり、Javaと互換性を持つためJavaで使用していたライブラリをScalaでも使用することが出来ます。TwitterやPayPalに使用されています。国内での需要が特に高まっている言語の1つであり、新規に習得したいプログラマが増えています。さらに現在まだ有名ではありませんがすぐれた機能を持つ言語としてD言語というものが2007年に開発されました。C言語の置き換えを目的にこれまでの様々な言語の特徴を取り込んでいます。今後主流になる可能性も十分にあります。このようにこの年代から開発された言語は優れた物も多いのですがまだ主流にはなっていない、といったものが増えてきます。

スマホの登場する2010年代

スマートフォンも登場、普及したことで更にネットワークに接する時間が長くなり、頻度も上がってきました。そこでより機能性や安全性を考慮した言語の開発が盛んに行われるようになってきました。この年代に開発されたもので今後有力な言語はAppleによって開発され、iPhone用のアプリ等に用いられているSwiftやFacebookが開発したPHPを基にしている言語Hack等があります。さらに、Google社からはオブジェクト指向型であり、動的型付けと静的型付けの両方に対応している言語であるDartが開発されました。こちらはJavaScriptの代替えとして開発されているため、JavaScriptを学んでいると触りやすくなっております。しかしこれらの言語はまだ生まれて間もない為、どうしても既存の言語たちに比べると洗練されておらず、使い勝手がよくなかったりします。しかしその分成長の伸びしろがあるとも言えますので今のうちから学習する価値は

現在のプログラミング言語の状況

現在、プログラミング言語の主流はやはりオブジェクト指向型になります。よく、プログラミング言語を学ぶならC言語だ、と言った意見が出ますが就職や転職の際に有利になるのはやはり現場で実際に使われているオブジェクト指向型言語たちや、各業界ごとに人気のある言語になります。もちろんC言語を学ぶメリットもあります。プログラミングをより深く、根本的な部分を理解するにはC言語は必須になります。また、C言語は単純かつコンパクトなプログラムを書くことが出来ますので実は処理速度の面ではかなり優秀です。このように目的次第で様々な言語が役に立ちます。ただ、どの言語にも言える事ですが、まずは1つのものを集中して学習しましょう。どの言語でも基礎はほぼ同じです。その基礎をしっかりと身につけ、やりたいことがある程度出来るようになってから次の言語へ行くかどうか考えるとスムーズに学習できると思います。

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