橿原市 小学生から始めるプログラミング Scratchで出来る事
Scratchとは
小学生に限らず、プログラミングを触ったことが無い人におススメしたいものがScratchになります。こちらはMIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボにて開発されました。その開発目的は子どもたちにより楽しく、分かりやすくプログラミングに触れてもらおうというものです。なのでプログラミングを行う際に特に難しいと感じるコーティングの作業がScratchでは必要ありません。また、見た目にも分かりやすくなっているためより感覚的にプログラミングを実施していくことが出来ます。また、子どもたちの将来のために作成されたため、Scratchは無料で利用することが出来ます。ネットの環境さえ整っていれば用途を問わずに誰でもいつでも、全ての機能を利用することが出来ます。これらの特徴から日本でも子ども向けのプログラミング用教材として様々な場所で活用されています。
Scratchで出来る事
Scratchでは自分のアイデア次第で様々なことを実現させることが出来ます。実現させたいな、と思ったことはほぼ実現できるといっても過言ではないかもしれません。しかしそのような素晴らしいアイデアはなかなか一人では思いつきません。そこでScratchでは他の人たちの作品を見たり、その中身を自分の作品に応用することが出来ます。それ以外にも作品を公開することで世界中の人に見てもらい、アドバイスをもらうことも出来ます。自分一人ではなく、様々な人たちと交流し、情報を共有しあうことでより素晴らしい作品を目指していきます。なので出来る事は非常に多岐にわたります。その中でも特に人気のあるものがゲーム製作及びストーリー制作です。実在するものを再現する人もいれば完全にオリジナルの作品を作る人もいます。当教室ではそんなゲーム製作を一つの目標として指導しています。もちろん生徒様が何かしたい、作りたいというものが出来た場合はそちらを最優先し、アイデアを出し合う形に移行していきます。
Scratchでプロジェクトを作る際のコツ 目標を定める
Scratchでプロジェクトを作る際、自分の頭の中には様々な<アイデアやしたいことが浮かんでいると思います。それらを全て詰め込んでいくことが出来れば一番なのですが、実際にはそれぞれで干渉してしまったり、効率があまり良くなかったり等、問題点があとから湧いてくることがよくあります。これらを未然にある程度防ぐためにもまずは作りたい作品のゴールを明確にしましょう。どんなものが作りたいのか、絶対に入れたい動きはどれなのかを予め決めておくことで実際に必要になる動きが少しずつわかってくるかと思います。明確にする際、文章にしてみるのも有効な手段です。文章に直す作業の中で自然に情報も整理していけるはずです。実際の現場でも仕様書と呼ばれる、目標を明確にして必要な物を列挙した資料をまず作成します。また、目標がわかっているので他の人の作品を参考にする際にもどのような作品を見ればよいのか、その作品のどの動きを参考にするべきかを絞ることが出来ます。
Scratchでプロジェクトを作る際のコツ 1つずつコツコツと
目標を決め、必要な物を洗い出したら、次はそれらを実現していきましょう。このとき最も気を付けなければいけないことは途中で動作の確認を挟むことです。最後まで確認せずに最後まで作った場合、エラーや動作不良の原因を探るために1つずつ見直していく必要があります。また、直したと思ったら別の不具合が発生する場合もあります。このような事態を防ぐためには1つ動きを完成させるたびにそれ単体で動作を確認し、問題が無いことを確認しましょう。そうして動作を作り終えてからそれらを組み合わせてチェックしていきます。このように段階を踏んで少しずつ進め、間にチェックを何回も挟んで作業を進めることで確実にゴールへと近づいていくことが出来ます。これはScratchに限らずプログラミングをしていく上でも重要になってきます。焦らず丁寧にチェックを重ねていき、完成を目指していきましょう。
作品が完成したら
上記の作業を何度も繰り返し、作品が完成したら他の人に見せてみましょう。いきなり公開するのが怖い場合はお友達や家族、学校の先生等に見せてみましょう。様々な反応をもらえるはずです。褒められたり笑顔になってもらえたら素晴らしい作品が出来た証拠です。もし次を作るなら特に喜んでもらえたところを意識しつつよりクオリティを上げるためにさらに試行錯誤していきましょう。また、あんまり楽しめてもらえなかった場合でも大丈夫です。何が面白くなかったのかをしっかりと聞きましょう。その部分を直せば素晴らしい作品になるはずです。こういった他の人の意見というのは非常に重要です。素晴らしい作品にしていくためにはどうしても必要になってきます。慣れてきたらScratch上の他の人にも公開したり、逆に他の人の作品にコメントをつけたりしてみましょう。お互いに切磋琢磨していく環境がしっかりと整っているのがScratchですので、有効活用していきましょう。